「海外ノマドワーカーにおすすめの仕事や職種って何?」と気になっていませんか?
自分の好きな時間、好きな場所で仕事をしている海外ノマドワーカーって憧れますよね!
本記事では海外ノマドワーカーの経験のある筆者が海外ノマドワーカーにおすすめの仕事・職種、さらに業務内容やなり方について解説します。
本記事は次のような人におすすめです。
- 海外ノマドワーカーを始めたい
- デジタルノマドになりたい
この記事を読んで、海外ノマドワーカーの仕事や職種について理解しましょう!
海外ノマドとは?
海外ノマドとは、海外に滞在しながら会社のような一つの拠点に縛られず、カフェやコワーキングスペースなどの様々な場所で仕事をする人のことです。
Wikipediaに海外ノマドワーカーという単語はなかったのですが、似たような意味のノマドワーカーは下記のように定義されています。
ノマドワーカーは、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店やコワーキングスペースなど、通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指す日本語の表現[1]。また、そのような働き方を、「ノマドワーク」という。
出典:Wikipedia
海外に滞在しているノマドワーカーが海外ノマドワーカーとも言えます。
ただ、海外ノマドワーカーの中にはネットを使うオンラインでの仕事以外の仕事をしている人も指すことがあります。
海外ノマドワーカーにおすすめの仕事・職種15選
海外ノマドワーカーにおすすめの仕事・職種は以下の15個です。
- ライター
- ブロガー
- 動画編集
- インフルエンサー
- SNS運用
- デザイナー
- プログラマー
- マーケター
- 翻訳
- オンライン秘書
- カスタマーサポート
- せどり
- 教師
- コーチ
- 自営業(会社経営)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ライター
メリット | デメリット |
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未経験からでも始めやすい 仕事の件数が多い 仕事を見つけやすい 作業時間を問われない | 単価が安い 競合が多い |
ライターは文字通り、ライティングをする人で文章作成の仕事です。
ライターと言っても、色々な種類のライターがいるのですが、海外ノマドワーカーの場合はほとんどがWebライターだと思います。
未経験でも参入しやすい仕事なので、クラウドソーシングに仕事はたくさんありますが、最初は単価が低いです。
文字を書くだけだから簡単だと思われるかもしれませんが、リサーチ業務や論理的な文章の作成、Google検索で上表示させるためのSEO対策といったスキルも必要になります。
ライターに必要なスキル
ブロガー
メリット | デメリット |
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初期費用が安い 誰でも始められる 収入が青天井 ストック資産になる | 収益が出るまでに時間がかかる 最初の設定が慣れていないとややこしい |
ブロガーはブログを運営してアフィリエイトやアドセンスで収入を得ている人です。
当サイトの「グローバル侍」のように、記事を読んでもらっている人に自分で紹介している商品リンクや広告をクリックして購入してもらうことで、いくらかの収益を広告主から貰います。
無料で運営できるブログサービスを利用すれば、初期費用は掛からないのでライター同様、ネット環境さえあれば誰でもすぐに始めることが出来ます。
WordPressのように有料であっても、ドメイン代やサーバー代のみなので、年間で1万円と少ししかお金がかかりません。
ブロガーに必要なスキル
動画編集
メリット | デメリット |
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仕事の件数が多い 作業時間を問われない ディレクターになれば単価が上がる | 競合が多い 最初は動画編集ソフトを使うのが難しい |
動画編集はYouTubeなどの動画を編集する仕事です。
フリーランスが増えるようになって、動画編集という仕事をよく耳にするようになりました。
TVの人気が低くなってきて、YouTubeで動画視聴する人が増えているので動画編集者の需要が増えてきたのでしょう。
動画編集に必要なスキル
インフルエンサー
メリット | デメリット |
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収入が青天井 有名になれる | 競合が多い 一過性で終わる可能性がある |
インフルエンサーはSNSでフォロワー数の多い人が、企業案件や広告でお金を稼ぐ仕事です。
例えば、YouTuberやInstagrammer、Tiktokerがいます。
フォロワー数が多いほど、商品や広告を見てくれる人が多いので、収入は増えていきます。
トップレベルになると年収で〇億円に達する場合もあるようなので、夢のある仕事ではあります。
インフルエンサーに必要なスキル
SNS運用
メリット | デメリット |
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需要が大きい 顧客が企業だと報酬が大きい | 実績が求められる 業務範囲が広い |
SNS運用は企業や個人のSNSの運用を代行する仕事です。
TwitterやInstagramの仕事が多く、ビジネス目標に合わせてSNS運用していきます。
SNSを活用する企業が増えてきているので、今後も需要は伸びていくと予測されます。
SNS運用に必要なスキル
デザイナー
メリット | デメリット |
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仕事の件数が多い 作業時間を問われない | 単価が安い 最初は画像編集ソフトを使うのが難しい ポートフォリオや実績がないと受注が難しい |
デザイナーは画像などのデザインをする仕事です。
例えば、ブログ用のアイコン画像だったり、YouTube用のサムネイルだったり作品は多岐にわたります。
海外ノマドワーカーの場合は、Webサイト関連のデザインを担当するデザイナーが多いです。
デザイナーに必要なスキル
プログラマー
メリット | デメリット |
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案件の単価が高い 案件ごとの期間が長い 今後の需要も大きい | 参入衝障壁が高い 最新情報をアップデートし続ける必要がある |
ブログラマーはシステムやソフトウェアをプログラミングする人です。
プログラミング言語にはC言語や、最近話題のPythonまで様々な種類があります。
知識や経験がかなり必要で、最新の情報のアップデートも欠かせないので未経験からの参入は難しいかと思います。
フリーランスや海外ノマドワーカーの場合は、Web系言語のプログラマーが多いように感じます。
プログラマーに必要なスキル
マーケター
メリット | デメリット |
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案件の単価が高い 案件ごとの期間が長い 今後の需要も大きい | 参入衝障壁が高い 最新情報をアップデートし続ける必要がある 業務内容が多岐にわたる |
マーケターは企業の売り上げが増える仕組みを作るためにマーケティングを行う仕事です。
マーケティングにもいろいろ種類がありますが、海外ノマドワーカーにはいわゆるデジタルマーケティングの中のWebマーケティングが多いです。
広告運用であったり、SEOコンサルタントといった職種があります。
仕事内容は多岐にわたるので、デザインやプログラミング、SNS運用を行うこともあります。
マーケターに必要なスキル
翻訳
メリット | デメリット |
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案件の単価が高い 顧客が世界中にいる 外国語が出来れば、海外ノマドワーカー生活中に役立つ | 参入衝障壁が高い |
翻訳は、外国語もしくは日本語を違う言語に変換する仕事です。
翻訳の仕事は外国語の知識ももちろん大事ですが、日本語能力も必要です。
ただ、意味を変換するだけなら今はGoogle翻訳やDeepLのような高機能の翻訳機があるので人間は必要ありません。
専門分野やシチュエーションに応じて、適切な外国語もしくは日本語に翻訳しなければなりません。
翻訳に必要なスキル
オンライン秘書
メリット | デメリット |
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自分のスキルを活かせる 時間に融通が利く | 業務内容が多岐にわたる案件単価がそれほど高くない |
オンライン秘書は、オンラインでする秘書なのですが業務内容は多岐にわたります。
企業で人材が足りていない部分をアシストのですが、営業事務や経理などをすることが多いです。
働いている人は女性が多いみたいですが、自分が必要とされるスキルを持っていれば性別問わずできるかと思います。
オンライン秘書に必要なスキル
カスタマーサポート
メリット | デメリット |
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未経験歓迎の案件が多い 人と関わる機会が多い | 勤務時間は固定 安定したネット環境が必須 |
カスタマーサポートは、企業に問い合わせが来たお客さんのサポートをする仕事です。
未経験でも大丈夫な求人が比較的多いです。
オンラインでありながらも、人と関わる機会が多い仕事なので、コミュニケーションを取るのが好きな人に向いている仕事だと思います。
カスタマーサポートに必要なスキル
せどり
メリット | デメリット |
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海外の商品を仕入れることができる 自分の時間で仕事ができる 収益化が早い | 収入が安定しない 配送作業がややこしい |
せどりは商品を仕入れて、それをお客さんに転売する仕事です。
仕入れ値と売値の差額分が利益になります。
海外ノマドワーカーの場合、海外に滞在しているので海外の商品を日本のお客さんに売ることが出来ます。
その分付加価値がついて、より大きな利益を生み出すことも可能でしょう。
せどりに必要なスキル
教師(先生)
メリット | デメリット |
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単価が高い 時間を自由に設定できる グループレッスンなら人数制限がほぼない | 専門知識が必要 対面を好む生徒もいる |
何か深い専門知識を持っている場合は、それを教える教師や先生になれます。
例えば、英語教師をやっている人は海外ノマドワーカーに多いイメージがあります。
オンライン上でもレッスンは可能なので、様々な分野のプロフェッショナル達がオンラインで教えています。
教師(先生)に必要なスキル
コーチ
メリット | デメリット |
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案件の単価が高い 時間や仕事量を調整しやすい | 専門知識が必要 対面を好む生徒もいる |
コーチングは最近需要が大きくなっている仕事で、目標を達成するためにコーチングをする仕事です。
教師のティーチングとは違い、ただ教えるのではなく、自発的な行動を促してクライアントの目標達成に貢献します。
分野によって様々なコーチングがあり、英語のコーチングや筋トレのコーチングなどもあります。
コーチングに必要なスキル
自営業(会社経営)
メリット | デメリット |
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裁量権が大きい 収入が青天井 | 参入障壁が高い 信頼できる社員やパートナーが必要 |
会社経営をしている場合、日本に会社があっても従業員に仕事を任せられるので海外ノマドワーカーをすることが出来ます。
この場合、職種や業種は問わず、スマホで連絡さえ取れていれば収入を得ることも可能です。
自営業(会社経営)に必要なスキル
海外ノマドワーカーになる方法
海外ノマドワーカーになるには、まず海外でも収入を得る仕組みを作るか、仕事を持っている必要があります。
先ほど紹介した仕事や職種でお金を稼げることで、海外に長期間滞在できます。
未経験から海外ノマドワーカーにもなれますが、既に経験や実績のある人の方が仕事を獲得しやすいので、一度就職しておいた方が良いでしょう。
就職しない場合は、スクールに通うか独学するというのが一般的な流れです。
経験のある人でも未経験でも、独立後はクラウドソーシングや企業から仕事を貰って、海外に滞在し始めれば既に海外ノマドワーカーと言えます。
未経験から海外ノマドワーカーになる方法について、以下の記事で詳しく解説しています。
新卒から海外ノマドワーカーになる方法について、以下の記事で詳しく解説しています。
海外ノマドワーカーについて書かれたおすすめの本である、「海外ノマド入門」について、以下の記事で詳しく解説しています。
海外ノマドワーカーが仕事や案件を獲得する方法
海外ノマドワーカーが仕事や案件を獲得する方法には以下のようなパターンがあります。
スキルや実績があれば、高単価の仕事や案件を手に入れることが出来ます。
現在の仕事をこなしながら、スキルを磨き続けることを怠らないようにしましょう。
海外ノマドワーカーが仕事をする場所
海外ノマドワーカーが仕事をする場所には以下のようなパターンがあります。
正直なところ、ネット環境さえあればどうにでもなることが多いので、場所はあまり問いません。
しかし、作業効率を上げるためには、快適な場所で仕事をした方が良いです。
海外ノマドにおすすめの国や働く場所について、以下の記事で詳しく解説しています。
海外ノマドワーカーの収入
海外ノマドワーカーの収入は、人によってかなり差があるので一概には言えないのが正直なところです。
インフルエンサーのような方は月に数百万円などを稼いでいるのかもしれませんが、海外ノマドワーカーは高収入である必要はありません。
むしろ、日本より物価の安い発展途上国に滞在する場合は、生活費が安くなるので日本にいる時よりも収入は少なくて大丈夫です。
大事なのは、滞在する国で支出よりも収入が上回っていることです。
海外ノマドワーカーの税金
海外ノマドワーカーも所得税は払う必要があります。
住民票を抜いた状態で海外にいれば、確定申告をせずに所得税を払う必要はないと思うかもしれませんがそんなことはありません。
滞在国や収入の内容によって、税金をどこでいくら収める必要があるのかはケースバイケースです。
税理士や税務署に聞いたり、滞在国の税金情報は必ず調べるようにしましょう。
海外ノマドの税金や確定申告について、以下の記事で詳しく解説しています。
海外ノマドワーカーの仕事・職種についてのまとめ
今回は海外ノマドワーカーにおすすめの仕事や職種について解説しました。
現代は、インターネットの発達によりオンライン上で仕事ができるので、海外ノマドワーカーをしやすくなってきました。
紹介した15種類の仕事は、海外ノマドワーカーをしやすく、実際にその仕事している海外ノマドワーカーは多いです。
海外ノマドワーカーになるためには、高度なスキルが必要でお金をたくさん稼がないと思っているかもしれませんがそんなことはありません。
物価の安い国に行けば、支出を減らせれるので今はスキルが高くなくても生活していけます。
しかし、しっかり計画を立てておかないと海外ノマドワーカーを継続できなかったり、帰国後にしんどい目に遭うかもしれないのでこれからのプランをしっかり立てて、逆算しながら行動していきましょう。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます!
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