「世界各国のデジタルノマドビザの条件や必要書類、デジタルノマドビザのメリット・デメリットを知りたい」と思っていませんか?
海外ノマドに興味がある人は好きな国に長期滞在するためにデジタルノマドビザを取得してみたいですよね!
本記事では実際に海外ノマドを経験している筆者が世界各国のデジタルノマドビザについて解説します。
本記事は次のような人におすすめです。
- 海外ノマドをする人
- 海外に長期滞在したいフリーランス
この記事を読んで、デジタルノマドビザをチェックしておきましょう!
情報は随時アップデートしていきます。
世界のノデジタルマドビザ比較
世界のデジタルノマドビザを比較していきましょう。
数が多いので下記の地域ごとに分けて紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
アジアのデジタルノマドビザ
🗺️国 | 💴収入条件 | 📄申請料金 |
---|---|---|
タイ →タイのデジタルノマドビザの詳細 | 過去2年間の年収が80,000ドル以上 | 50,000バーツ |
マレーシア →マレーシアのデジタルノマドビザの詳細 | 年間24,000 USDの収入証明 | 1,060リンギット |
ヨーロッパのデジタルノマドビザ
🗺️国 | 💴収入条件 | 📄申請料金 |
---|---|---|
スペイン →スペインのデジタルノマドビザの詳細 | 不明 | 約75ドル |
【終了】ジョージア →ジョージアのデジタルノマドビザの詳細 | 月収が2,000ドル以上の収入証明もしくは24,000ドル以上の残高証明 | 無料 |
クロアチア →クロアチアのデジタルノマドビザの詳細 | 2,365.45ユーロ以上の月収もしくは28,385.43ユーロ以上の銀行残高を証明する書類 | 55,74ユーロ(領事館) 46,45ユーロ(警察署) 46,45ユーロ(オンライン) |
チェコ →チェコのデジタルノマドビザの詳細 | 最低5,084ユーロ以上の残高証明書 | 100ユーロ |
エストニア →エストニアのデジタルノマドビザの詳細 | 申請前6か月間の3504ユーロ以上の月収証明 | 100ユーロ(D Visa) 80ユーロ(C Visa) |
アイスランド →アイスランドのデジタルノマドビザの詳細 | 1,000,000アイスランド・クローナの月収証明 | 12,200アイスランド・クローナ |
ポルトガル →ポルトガルのデジタルノマドビザの詳細 | 収入が2,800ユーロ以上である証明 | 75ユーロ(最長1年間の短期ビザ) 90ユーロ(最長2年間の長期ビザ) |
マルタ →マルタのデジタルノマドビザの詳細 | 月収2,700ユーロ以上の収入証明 | 300ユーロ |
ギリシャ →ギリシャのデジタルノマドビザの詳細 | 月収3,500ユーロ以上の収入証明 | 75ユーロ |
ルーマニア →ルーマニアのデジタルノマドビザの詳細 | 月収3,300ユーロ以上の収入証明 | 不明 |
ハンガリー →ハンガリーのデジタルノマドビザの詳細 | 月収2,000ユーロ以上の収入証明 | 約110ユーロ(母国で申請の場合) 約123ユーロ(ハンガリーで申請の場合) 約76ユーロ(NDGAPオンラインポータルで申請の場合) |
キプロス →キプロスのデジタルノマドビザの詳細 | 月収3,500ユーロ以上の収入証明 | 70ユーロ(一時滞在許可証) 70ユーロ(外国人登録) |
ラトビア →ラトビアのデジタルノマドビザの詳細 | 月収2,857ユーロ以上の収入証明 | 60ユーロ |
ラテンアメリカのデジタルノマドビザ
🗺️国 | 💴収入条件 | 📄申請料金 |
---|---|---|
バルバドス →バルバドスのデジタルノマドビザの詳細 | 年間で50,000ドル以上の収入証明 | 2,000ドル(一人の場合) 3,000ドル(家族の場合) |
バミューダ →バミューダのデジタルノマドビザの詳細 | 十分な収入の証明(金額は不明) | 263ドル(一人につき) |
アンティグア・バーブーダ →アンティグア・バーブーダ のデジタルノマドビザの詳細 | 50,000ドル以上の年収証明 | 1,500ドル(一人の場合) 2,000ドル(カップルの場合) 3,000ドル(3人以上の家族の場合) |
【終了】ケイマン諸島 →ケイマン諸島のデジタルノマドビザの詳細 | 年収100,000ドル以上の収入証明 | 1,469ドル(2人まで) 500ドル(追加1人につき) |
アンギラ →アンギラのデジタルノマドビザの詳細 | 過去6か月間の銀行残高証明(金額は不明) | 2,000ドル(2人まで) 3,000ドル(4人家族まで) |
モントセラト →モントセラトのデジタルノマドビザの詳細 | 年収70,000ドル以上の収入証明 | 500ドル(1人の場合) 750ドル(4人家族の場合) 250ドル(さらに家族を追加する場合) |
ドミニカ →ドミニカのデジタルノマドビザの詳細 | 年収50,000ドル以上の収入証明 | 100ドル + 800ドル(1人の場合) + 1,200ドル(家族の場合) + 800ドル(ビジネスで4人以上の場合は1人につき500ドル追加) |
バハマ →バハマのデジタルノマドビザの詳細 | 収入要件は特に定められていません | 25ドル 1,000ドル(1人の場合) 500ドル(家族の1人につき) 500ドル(学生の場合) |
キュラソー →キュラソーのデジタルノマドビザの詳細 | 収入要件は特に定められていません | 294ドル |
セントルシア →セントルシアのデジタルノマドビザの詳細 | 収入要件は特に定められていません | 125東カリブ・ドル(シングルエントリー) 190東カリブ・ドル(マルチプルエントリー) |
グレナダ →グレナダのデジタルノマドビザの詳細 | 年収が37,000ドル以上の収入証明 | 1,500ドル(個人の場合) 2,000ドル(4人以内の家族の場合) さらに追加で一人につき200ドル |
コスタリカ →コスタリカのデジタルノマドビザの詳細 | 月収3,000ドル以上の収入証明 | 100ドル ビザの発行料が90ドル |
デジタルノマドビザとは?
デジタルノマドビザとはデジタルノマド、ノマドワーカー、海外ノマドを対象とした長期滞在のためのビザです。
海外旅行の際の観光ビザに比べて、1年間など長期間滞在することが出来ます。
既に働いているフリーランスなどが対象なので申請する際には、必要書類として雇用証明書や収入条件が設けられていることが多いです。
デジタルノマドビザのメリットとデメリット
デジタルノマドビザのメリットとデメリットを紹介します。
数が多いのでまずはメリットの方から見ていきましょう。
メリット
デジタルノマドビザのメリットは以下の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
長期間滞在ができる
デジタルノマドビザを持っていると観光ビザなどよりも長期間滞在することが出来ます。
多くのデジタルノマドビザでは1年間ほど滞在でき、延長すれば数年間滞在できるものもあります。
居住許可がもらえる場合は旅行よりも多くのことが出来る
デジタルノマドビザで居住許可が貰えると、銀行口座の開設などただの海外旅行では難しいことが可能になります。
数年間住むことになるので現地の人と同様の生活ができます。
永住権につながるものもある
デジタルノマドビザで滞在している期間が永住権取得のための滞在期間の条件に加算される国もあります。
そのため将来的に海外移住したい国に行けば、永住権を獲得することもできます。
デメリット
デジタルノマドビザのデメリットは以下の2つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ビザ取得のハードルが高い
デジタルノマドビザには収入条件や必要書類が多いので、ビザ取得のハードルは高いです。
物価の高いヨーロッパなどでは高額な収入条件を求められることも多々あります。
また、仮にフリーランスであっても、業務委託などで雇用契約を結んでいない場合は、必要書類を用意できません。
新しい制度で情報が少ない
デジタルノマドビザは比較的最近できたビザなので情報が少ないです。
コロナ禍でリモートワークが普及し、デジタルノマドビザを発給する国も増えてきました。
しかし、日本語での情報はまだまだ少なく、実際に取得している人も少ないので体験談もありません。
大使館や領事館にしっかり問い合わせをして、正しい情報を手に入れることが大事です。
デジタルノマドビザの条件
デジタルノマドビザでよくある条件には以下のようなものがあります。
- 一定の収入条件もしくは銀行残高
- 対象国以外の企業との雇用契約
- オンライン上で仕事をしている証明
収入条件や銀行残高の条件は基本的に物価と比例しています。
また、デジタルノマドビザと労働ビザは別のものなので滞在国の会社でアルバイトや仕事をしてはいけません。
そして、デジタルノマドや海外ノマドを対象としてるのでオンライン上で仕事をする能力があることを証明する必要があります。
デジタルノマドビザの料金
デジタルノマドビザの料金は国によって幅広く異なります。
日本円で数千円~数万円の申請料金が多いですが、数十万円になることもあります。
数千円~数万円の場合は、ビザが承認されなくても返金されないことが多いですが、数十万円のような高額な場合はビザ承認後に支払うというパターンが多いのでそれほど心配はないかと思います。
デジタルノマドビザの必要書類
デジタルノマドビザでよくある必要書類には以下のようなものがあります。
- ビザ申請書
- 有効なパスポート
- 雇用証明書
- 残高証明書
- 収入証明書
- 滞在先証明書
- フライトのチケット
- 証明写真
- 滞在国で有効な健康保険
もちろん国によって異なるので、自分がデジタルノマドビザを取得しようとしている国の必要書類を確認しましょう。
海外ノマドにおすすめの海外保険のSafetyWing(セーフティーウィング)について、以下の記事で詳しく解説しています。
デジタルノマドビザの申請手順
デジタルノマドビザの申請でよくある手順は以下のようなものがあります。
まずは、デジタルノマドビザの申請に必要な書類を集めます。
必要書類と記入済みのビザ申請書を大使館や領事館に提出します。
オンラインで完結する場合もありますが、実際に大使館や領事館に行かないといけない可能性もあります。
母国からだけでなくすでに現地に滞在している人は現地から申請できる場合もあります。
デジタルノマドビザが承認されるまでしばらく待ちます。
デジタルノマドビザが承認された場合は、そのビザで入国が可能になります。
入国した後に外国人登録などの作業が必要になる国もあるので、油断しないようにしましょう。
デジタルノマドビザの税金
デジタルノマドビザで滞在している人も税金を支払う必要があります。
ただしこれは国や滞在期間によって様々なパターンがあり得ます。
例えば、半年以上滞在すれば所得税などの納税義務が発生する国が多いですが、デジタルノマドビザで滞在している場合は免除される国もあります。
日本で税金を払わないといけない可能性もあるので、必ず税理士や税務署に確認することをおおすすめします。
海外ノマドの住民票・税金・確定申告については、以下の記事で詳しく解説しています。
デジタルノマドビザのまとめ
今回はデジタルノマドビザについて解説しました。
- デジタルノマドビザがあれば海外に長期間滞在できる
- デジタルノマドビザ取得のために収入要件や定められた書類が必要
- デジタルノマドビザの税金は人によって様々なパターンが考えられるので必ず税理士や税務署に確認する
デジタルノマドビザは最近発給する国が増えてきているビザで、デジタルノマドや海外ノマドの生活に対応したものです。
今後もデジタルノマドビザを発給する国はどんどん増えていくと思いますので、当サイトで随時情報を更新していきます。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます!
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